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チューバ(バス)の歴史

金管楽器セクションの屋台骨を支える低音楽器

セルパン

セルパン

チューバは、オーケストラやウィンド・オーケストラにおける金管楽器セクションの屋台骨を支える低音楽器です。重要な特徴は、円錐状の非常に太い管をもち、ヴァルヴ装置を3つあるいは6つ備えているということでしょう。
トランペットやホルンが19世紀にヴァルヴ装置を備えたタイプに改良される以前は、ヴァルヴ装置なしのタイプだったのに対し、チューバは発明された時期が19世紀だったこともあり、最初からヴァルヴ装置付きでした。構造は全く違いますが、チュ-バ出現以前に、オーケストラなどで同様な役割を果たしてきた楽器に、オフィクレイドやセルパンなどがあります。これらは木管楽器のようにキーをもつタイプの楽器で、19世紀前半までよく使われていました。例えば、メンデルスゾーンの《真夏の夜の夢》序曲ではオフィクレイドが指定されていますし、ワーグナーが《ファウスト序曲》を最初に書き上げた時、バス・チューバではなく、セルパンの使用を念頭に置いていました。



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