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ハープの起源

ハープの起源

日本に現存する最古のハープ

胴体に弦を張って、指でかき鳴らすハープ。このようなシンプルな構造をもつ楽器ですから、ハープは古代より世界のいたる所で使用されていました。特に、弓形をした胴体をもつハープは、紀元前2500年頃、メソポタミア文明の遺跡からも出土しているほどです。この弓形ハープは、他にもインド、東南アジア、エジプトなどで用いられていました。現在でも、中央アフリカや西アフリカで演奏されています。また、角形ハープは、紀元前2000年頃、アッシリアで使用されていました。角形は、地面に置いてバチで叩くタイプと、垂直に立てて指でかき鳴らすタイプの二種類が知られています。日本に現存する最古のハープは8世紀の奈良時代のもので(正倉院蔵)、中国から輸入されたものですが、これは垂直の角形ハープです。ヨーロッパでは、枠形のハープが一般的ですが、これは中世、8~10世紀におそらく東方世界から流入してきたと思われます。



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