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ホーム > 学校教育関係者向け > MUSIC PAL > いろいろな楽器を知ろう > ハープ : ハープの歴史
現代のコンサートハープ
現在、オーケストラで一般的に使用されているハープの原型は19世紀の前半に、ピアノ製作者でもあったフランスのエラール一族によって確立されました。特に、1810年にセバスティアン・エラールが開発したハープは大きな共鳴胴と43本の弦をもち、2段階のペダルを7本装備していました。2段階のペダルは、1段目で半音高くなり、2段目でさらに半音高くすることを可能とし、どんな調の音階も容易に演奏できるようになったのです。この発明は「ダブル・アクション・ハープ」とと呼ばれ、現代のハープの基礎となったのです。
それ以前の18世紀のハープは、1段階ペダルの「シングル・アクション・ハープ」が主流で、このタイプではすべての調をこなすことができませんでした。また、バロック時代に作られた「フック・ハープ」は、チューニング・ピンに取り付けられたフックを左手で回して調弦を半音高くする構造を持っていました。このタイプでも、左手でフックを操作している時には右手でしか弦を弾くことができませんので、表現には限界があったのです。