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フルートの歴史

ルネッサンス時代から様々な改良が加えられてきたフルート

フルートはルネッサンス時代のものから、現代のものに至る間、様々な改良が加えられてきました。まず、初期のフルートには、キーが一つも付けられていませんでした。ルネッサンス時代の楽器はジョイントなしの円筒型の本体に歌口と指穴が七つ開いているだけのたいへん簡素な構造をもち、得られる半音にも限りがありました。

17世紀後半になってから、とくにフランスでキーが一つついた、本体のかたちも円錐形となった楽器が作られ始めます。このタイプの楽器は現在では「バロック・フルート」などと呼ばれていますが、このタイプの出現によって、初めてフルートはほとんどすべての半音を吹奏することができるようになりました。

バロック・フルート

それ以降、より安定した音量ですべての半音を演奏できるように、キーが増加させるなどの「機械化」が施されていくのです。その「機械化」は19世紀半ば頃に、ドイツの管楽器製作者テオバルト・ベームによって完成されました。



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