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ファゴットの起源

「ドイツ式」と「フランス式」 のファゴット

19世紀前半に作られたフランス製のバソノーレ

19世紀前半に作られたフランス製のバソノーレ

ファゴットがいつ誕生したのかという問いに、正確に答えることは非常に困難です。18世紀まで、類似した構造や機能をもつ楽器が、「ダルシアン」、「バスーン」、「ファゴット」、あるいは「カータル」など、様々な名称で呼ばれていたからです。「ファゴット」という名称は、フランス語で「束ねられた2本の木」を表す「fagottez」に由来すると言われ、少なくとも17世紀中頃のフランスでは、幾つかのジョイントからなる楽器のことをファゴットと呼んでいたようです。また、英語の「バスーンbassoon」という名称は、これもフランス語の「バッソンbasson」から派生した言葉です。「バッソン」とは、もともと同じ種類の楽器で低音を担当する楽器を表す言葉でしたが、17世紀後半にはファゴットを指す名称としても定着し始めました。



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