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音楽用語辞典
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マ行の音楽用語
【マ】
マウスピース mouthpiece[英]
管楽器の息を吹き込む吹き口の部分。歌口。
マズルカ mazurka[各国共通]
ポーランド舞曲(マズル、オベレック、クヤヴィアク)を総称する名称として、ポーランド以外の国で用いられたことば。ショパンの曲が有名。
マドリガーレ madrigale[伊]
14世紀と16世紀に栄えたイタリア音楽。マドリガル。
マニフィカト magnififcat[ラ]
聖務日課の晩課で歌われるマリア賛歌。歌詞はルカ1:46-55。バッハをはじめ多くの作曲家が多声化。
マノ・シニストラ(m.s.)[伊]
左手で。
マノ・デストラ(m.d.)[伊]
右手で。
マ・ノン・トロッポ ma non troppo[伊]
〈しかし、はなはなだしくなく〉。
マルカート marcato[伊]
〈強調された〉の意。音のひとつひとつをはっきりさせること。
マン・ドロワ(m.d.)[仏]
右手で。
マンハイム楽派 mannheim school[英] Mannheimer Schule[独]
18世紀なかばから後半に、マンハイムで活動した音楽家たちの総称。オーケストラ音楽の分野でモーツァルトなどに影響を与える。
【ミ】
ミサ曲 missa[ラ] mass[英] Messe[独] mess[仏]
ミサで歌われる音楽、とくに通常式文の〈キリエ〉〈グロリア〉〈クレド〉〈サンクトゥス〉〈アニュス・デイ〉の5章をまとめて、合唱組曲のように作曲したもの。
ミステリオーソ misterioso[伊]
〈神秘的な〉、〈不思議な〉。
ミニマル・ミュージック minimal music[英]
20世紀音楽の一手法。作曲に使う音素材を極度に切り詰め、限られた和声のなかで、パターン化された音型やリズム型を反復して構成する音楽。ライリー、ライヒなどの音楽が有名。
ミュージカル musical[英]
アメリカで発展完成された音楽劇。オペレッタなどヨーロッパの大衆的な音楽劇。オペレッタなどヨーロッパの大衆的な音楽劇を源にして、19世紀後半に誕生。20世紀に入りめざめましく発展した。
ミュージック・コンクレート
[仏]
〈具体音楽〉の意。楽音だけでなく、外界に存在する具体音を素材に用い、それを録音テープなどに固定したうえで操作・構成した音楽。
ミュージック・セリエル
→
セリー音楽
。
民族音楽 ethnic music[英]
世界の諸民族が独自にもっている音楽。
【ム】
無限旋律 unendliche Melodie[独]
明確な段落や終止感をもたずに発展しつづける旋律。ヴァーグナーの旋律の特徴のひとつ。
無言歌 Lieder ohne Worte[独]
19世紀の
キャラクター・ピース
*のひとつ。原意は〈言葉のない歌〉。メンデルスゾーンが使い始め、8巻の《無言歌集》を出版している。
無調(性) atonality[英]
調性
*の不在、すなわち中心となる主音をもたない状態。そのような状態の音楽を〈無調音楽〉という。
【メ】
メッゾ・ソプラノ mezzo-soprano[伊]
女声のソプラノとアルトの中間の音域。
メッゾ・ピアノ mezzo piano[伊]
〈少し弱く〉。mpと略記。
メッゾ・フォルテ mezzo forte[伊]
〈少し強く〉。mfと略記。
メドレー medley[英] pot-pourri[仏]
よく知られた旋律をつなぎ合せて1曲にまとめたもの。〈接続曲〉〈ポプリ〉とも。
メヌエット minuet[英] Menuett[独] menuet[仏] minuetto[伊]
フランス起源の3拍子の典雅な舞曲。中間部(トリオ)をもつ3部形式。旋律は8小節の繰返しからなる。ルイ14世の宮廷で流行し、のちに
交響曲
にとりいれられた。
メーノ・モッソ meno mosso[伊]
〈あまり速くなく〉。
メリスマ melisma[ギ]
歌詞の1シラブルごとに、多数の音符が割り当てられる、表情豊かで装飾的な旋律。
【モ】
モティーフ
→
動機
。
モテット motetus[ラ] motet[英・仏] Motette[独] mottetto[伊]
〔1〕中世:ノートル・ダム楽派のクラウスラの、母音唱法で歌われていた付加声部に、新しい言葉(mot)を当てはめたもの。またクラウスラではないが、それと同様に定旋律をもとに作られた多歌詞の楽曲もモテットとよばれた。さらにアルス・ノヴァの時期になると、アイソリズムの手法が導入される。〔2〕ルネサンス:ミサ通常式文以外の宗教的なテクストにもとづくさまざまな様式の楽曲がモテットとよばれた。なかでもジョスカン・デ・プレの通模倣によるモテットが重要。〔3〕
バロック
:楽器伴奏・協奏様式をとりいれたモテットが現れる。
コラール
にもとづくドイツ・プロテスタント教会独自のモテットも誕生。〔4〕
古典派
以降:広く宗教的多声合唱曲の曲名としてモテットという名称が用いられた。
モデラート moderato[伊]
〈中ぐらいの速さで〉。他の言葉と組み合わされて使われた場合には〈適度に……〉の意。
モノフォニー monophony[英]
伴奏のない単旋律の音楽のこと。ギリシア語の〈monos(単一の)〉と〈phonos(声)〉に由来する名称。代表的なものに
グレゴリオ聖歌
*がある。
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