
「誰しも、永く使った道具には愛着を持つものだ。では、いったいなにが人をそうさせるのか?」この問いかけに応える「愛される携帯電話」の姿を見いだすこと、それがこのプロジェクトの目的でした。
我々は楽器がおのずと持つ魅力から、使いやすさはもちろん、むしろその心地よさ、人の気持ちが表現できるということの大事さ、そして使いこなすことによって生まれる道具と人との親密な絆、などの要素を見いだし、これらの魅力をそのデザインに込めて、人の行為がそのまま表現になるような、使いこなすことの喜びにあふれた携帯電話を提案しました。
Behavior as performance, more playful rather than useful.
- 富士通デザイン株式会社
- 富士通「TOKYO DESIGNERS WEEK 2010」出展概要 (2010年10月29日から11月3日まで明治神宮外苑絵画館前で開催。)
- TOKYO DESIGNERS WEEK 2010 公式webサイトはこちら
音への、執着。
電話として一番大切なのは、やっぱりその「音」の良さ、
そして「耳」触りではないか?
首に挟む。バックに挟む。ボリュームのあるイヤーパッドが
愛らしく、サマになる仕草をさりげなく促します。

余計な機能はいらない。単機能で愛されたい。
かかってきた電話にさっと出る時の、さりげない動作。
掌になじむ手放しがたい感触。あけた時のコンっという音。
通信サービスが多様化した時代だからこそ、
話すこと、手に持つことを大切にしたい。


