

スピーチプライバシーとは、会話の内容が第三者に漏れ聞こえてしまうことを防ごうという考え方で、近年、重要な会話や他人には聞かれたくないプライベートな会話に、配慮を求める社会的ニーズが徐々に高まりつつあります。
特に、病院や薬局など、会話によるコミュニケーションが欠かせない現場で、スピーチプライバシーを気にされる方が増えてきました。

ヤマハは、スピーチプライバシーについての意識を探るため、医療関係者(医師、看護師、薬剤師 合計615名)と、患者(412名)を対象に、医療機関における「会話の漏れ」についてのアンケート調査(*1)を行いました。
その結果
患者の約6割(59%)が「他の人の病名や処方が聞こえたことがある」と回答。会話の内容が聞こえてしまった人ほど、自分の際も他人に聞こえているのでは・・・と不安に思う人が少なくなく、
患者の8割(83%)以上が「スピーチプライバシーを守ってほしい」と答えています。また
医療関係者の8割以上(85%)も「患者の個人情報が第三者に漏れないか気になる」と回答。「小声で会話する」「レイアウトを工夫する」などの対策が講じられている例もありますが、技術的な解決策が乏しいのが現状で、適切なソリューションが待ち望まれていることが明らかになりました。
*1:ヤマハ調べ(調査機関マクロミル)
会話の中の機密情報の保護やオフィスでの生産性を高める観点から、欧米では50年以上前から主に疑似空調音などの人工的なノイズによるスピーチプライバシー対策が行なわれてきました。しかしノイズ方式はいわば音量で会話をかき消す方式であり、「人にとって快適なものとは言えない」とヤマハは考えました。
音のヤマハだから提案できる、スピーチプライバシーに対する新たなソリューション。それは従来の「ノイズで会話をかき消す」方式ではなく、「会話を音で包みかくす」という発想でした。人の話し声を素材に合成した「情報マスキング音」により会話内容をカモフラージュする独自の技術を開発。「話し声は聞こえるが、内容はわかりにくい」という状況をつくりだし、快適さを保ちながら会話のプライバシーを守ります。