スピーチプライバシーを守るしくみ

スピーチプライバシーとは?

スピーチプライバシーの背景

スピーチプライバシーとは、会話の内容が第三者に漏れ聞こえてしまうことを防ごうという考え方で、近年、重要な会話や他人には聞かれたくないプライベートな会話に、配慮を求める社会的ニーズが徐々に高まりつつあります。
医療施設・オフィス・金融・行政機関・福祉施設等、コミュニケーションが欠かせない多くの場所で、会話から漏れてしまうプライバシー・機密情報を守る取組が始まっています。

ヤマハのソリューション

欧米では50年以上前から主に疑似空調音などの人工的なノイズによるスピーチプライバシー対策が行なわれてきました。
しかしノイズ方式は、いわば音量で会話をかき消す方式であり、「人にとって快適なものとは言えない」とヤマハは考えました。音のヤマハだから提案できる新たなソリューション。それは、「会話を音で包みかくす」という発想でした。
人の話し声を素材に合成した「情報マスキング音」により会話内容をカモフラージュする独自の技術を開発。「話し声は聞こえるが内容はわかりにくい」という状況をつくりだし、ノイズ方式よりも小音量でスピーチプライバシーを快適に守ります。

マスキング音の性能比較

マスキング音の性能比較

右のグラフは「ヤマハマスキング音」、欧米で一般的に採用されている「ノイズマスキング音」、「クラシック音楽での試み」の3方式でマスキング性能を比較したものです。横軸はマスキング音の大きさ、縦軸はマスキング音再生時の単語了解度を示します。了解度は数値が小さいほど会話の内容が分かりにくくなり、単語了解度0.1は「10語に1語しか聞き取れない」ことを意味します。「ヤマハマスキング音」のNO.1は57.5dBA、NO.7は59dBAで単語了解度0.1を達成しますが、「ノイズマスキング音」で同様の効果を得るには、6~7.5dBA大きい音量の65dBAで音を流す必要があります。
このように「ヤマハマスキング音」は比較的小音量で高いマスキング効果を得ることができ、スピーチプライバシーが守られた快適な音空間を提供します。

「その会話、音で包みかくします。Speech Privacy System」

スピーチプライバシーを守るヤマハのソリューションを、動画でご紹介いたします。

ヤマハ独自の『情報マスキング』技術

「情報マスキング音」イメージ
人の声から合成した音で、会話の内容を意味不明瞭にします。
会話(声)を消すものではありません。

スピーチプライバシーシステムは、人の声を素材にヤマハが独自開発した合成音「情報マスキング音」を使用します。
情報マスキング方式は、音量で会話をかき消す従来のノイズ方式と異なり、「音」で会話の中の音声情報をカモフラージュして会話を包みかくします。そのため、比較的小さい音量で高い効果が発揮でき、空間の快適さをそこないません。

人に優しい"自然なマスキング音"

快適で居心地の良さを演出する「自然音」「楽器音」をプラス

「情報マスキング音」に、川のせせらぎ、鳥の声など自然の音から制作した「環境音」や、楽器音、電子音などの「演出音」を組み合わせました。環境音はマスキング効果を補完し、演出音は会話から気をそらせる効果を果たします。
小音量で効果が高く、どのような場所にも違和感なく溶け込むヤマハマスキング音には8種類の音色があり、環境やお好みに応じてお選びいただけます。

関連リンク
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ヤマハ研究開発ページ
YVSP Tool

スピーチプライバシーシステム

店頭に、このステッカーのあるお店は、ヤマハスピーチプライバシーシステムの導入店です。

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