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ホーム > ヤマハについて知る > 投資家向け情報 > IRイベントアーカイブ : 質疑応答


質疑応答

2008年7月10日 楽器事業説明会質疑応答

  • Q1:中国市場での高級ピアノ等の販売状況は、どうですか?

  • A1:中国の楽器市場はピアノが2/3を占めており、中国メーカーのピアノは約1万元(15万円前後)のものが中心となっています。
    当社製のピアノでは、現在、中国で生産している1.8万元(約27万円)のものが売れ筋モデルとなっています。
    今後、経済成長に合わせて、単価が上昇してくると見ており、日本製の販売も増加してくると思います。
    グランドピアノも売れてはいますが、高級品が目だって伸びている状況にはなく、それには、もう少し時間がかかると思います。

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  • Q2:ヤマハの成長には、日本の学校教育に、音楽が入り込んだことが大きいと思いますが、新興市場での状況を教えて下さい。

  • A2:インドネシアやメキシコ等ではリコーダーや鍵盤ハーモニカが学校教育用に普及しています。
    中国は、市場としては期待できるものの、国家体制の違いもあり、現時点では、教育面での入り込みは難しい状況です。
    一般的には、まず、教育用の楽器が学校教育の中に入り、その後、管楽器の販売に結びついていきます。

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  • Q3:4〜6月の販売状況を教えてください。1Q計画に対してどうですか?

  • A3: 現地通貨ベースでは、日本、北米は計画および前年同期を下回っていますが、欧州や中国等の新興市場は順調に推移しています。
    商品別には、ピアノ等大型鍵盤が苦戦していますが、管楽器は堅調です。
    全体では、計画に対し、円安であることもあり、ほぼ計画に沿った状況と言えます。

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  • Q4:欧州市場の消費が減速してきていると聞いていますが、楽器ビジネスはどうですか?
    また、中国市場は、どうですか?

  • A4:欧州全体では、1Qまでは、順調に推移していますが、今後は、予断を許さない状況といえます。
    国別には、英国がポンド安もあり、やや厳しい状況にあります。
    中国は、市場の2/3を占めるピアノのマーケットシェアが低いため、シェア拡大の余地があり、引き続き、対前期20%を超える成長を期待しています。

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  • Q5:楽器事業の研究開発費が大きいように思います。適正な規模はどれくらいでしょうか?
    また、今後の水準は、どうなりますか?

  • A5:ここ数年の研究開発費は年110〜120億円で推移しています。
    当期も、トータルピアノ戦略のための開発費が増加し、120億円を予定しています。
    現在の規模は、成長領域としてのデジタル系、ネットワーク系領域の研究開発を増やしていることもあり、ほぼ適正水準にあると考えています。
    今後も、この程度の研究開発費を予想していますが、新ジャンルの商品開発等の要請があれば、開発費を増やすこともあると思います。

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  • Q6:PA機器の地域別状況を教えてください。景気減速による影響は?
    今後の成長への考え方も教えてください。

  • A6:北米、欧州市場では、引き続き増収を目指しています。また、中国等の新興市場の伸びも期待しています。
    特に、当社のデジタルミキサーは競争力があり、デジタル化が進展する中で、今後も売り上げの伸びを期待できます。
    また、NEXO社との協業により、スピーカー等の出力系商品を強化することで、今後、ソリューションプロバイダーとしての提案力を更に高めていきます。
    国内市場でも、昨年、買収した不二音響との合併による統合効果で存在感を増していきたいと思っています。

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  • Q7:09/3期の前期に対する営業利益分析を見てみますと、売上粗利益が前期に対し、72億円改善する計画となっていますが、前期の10億円より改善幅が大きい理由を教えてください。

  • A7:拠点の再編もあり、売上粗利益、製造損益、在庫未実現利益の3つの要素を合計してみた方がわかりやすいと思います。これらを合計すると対前期99億円の改善となりますが、大きく3つの理由によります。
    前期の4Qが、在庫の処分等で利益率が低下したこと、当期で利益率の高いデジタル楽器やPA機器の販売を増やすこと、さらに、商品の値上げによる増益を見込んでいます。

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  • Q8:販売管理費が前期、当期の2年間で約80億円増加していますが、この中で、業績動向次第で削減できる金額はどれくらいでしょうか?

  • A8:人件費と広告販促費を合わせて、10億円程度は業績動向次第では、削減可能だと思います。

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  • Q9:ピアノの営業利益率は、今後、どの程度まで引き上げられますか?
    また、そのための施策についても教えてください。

  • A9: 現在、ピアノ事業は、国内外での再編を進める中で、設備投資が先行的にかかっており、特に、国内での生産拠点の統合を終えるまでのここ数年での利益率の劇的な改善は難しいと思います。
    このような状況の中で、国内では、高価格帯のグランドピアノの販売を増やして、利益率の改善を目指すほか、インドネシア、中国工場での増産に伴う生産性の向上や国内拠点の統合効果が出てくれば将来的には、楽器事業の平均営業利益率程度まで引き上げられると考えています。

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  • Q10:ギター事業を拡大するのため戦略として、どんなことが考えられますか?
    M&Aについては、どのような考えを持っていますか?

  • A10:当社のアコースティックギターは一定の評価を得ていますが、エレキギターのシェアが低いのが現状です。
    そのため、アコースティックギターの先端商品ともいえるエレクトリック・アコースティックギターを強化して、それをエレキギターへの販売に繋げていきたいと考えています。
    また、相手もあることですが、必要に応じ、M&Aや提携といったことも視野に入れていきます。

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  • Q11:ピアノの掛川工場への統合効果は、今回の中期計画に、含まれていますか?

  • A11:2010年夏に統合の完了を予定しており、収益面への貢献は次回の中期経営計画以降となります。

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  • Q12:プレゼンテーション資料から計算しますと、年間売上高を販売台数で除したピアノの平均販売価格が、当期では前期に比べ約8%低下していますが、その理由について教えてください。
    また、販売単価の下落による利益率への影響はありますか?

  • A12:平均販売単価の低下は、主として、円高に伴う為替要因によります。
    国内販売は、アップライトピアノの漸減が続く中で、グランドピアノは6,000台程度を維持していて、むしろ平均販売単価は上がっています。
    一方、中国製やインドネシア製のピアノが中国市場やアメリカ市場等を中心に増加してきており、このことは、平均販売単価の下げに繋がっています。
    販売単価が落ちても、コストダウンを進めることで、利益率には影響はないと考えています。

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  • Q13:北米のギター市場におけるエレクトリック・アコースティックギターの割合について教えてください。
    また、エレクトリック・アコースティックギターの市場規模はどれくらいですか?

  • A13:北米のアコースティックギター市場におけるエレクトリック・アコースティックギターの割合は約4割で、市場規模は約65万本とみています。
    今後、エレクトリック・アコースティックギターの割合は増加すると見ており、当社のマーケットシェアも現時点では高くないので、今後十分延ばせる余地があると考えています。

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  • Q14:SCMの進捗について教えてください。

  • A14:仕組みづくりに少し時間がかかっています。定常的に流れる商品は、販売計画に基づく計画生産の方式を取り、特注品や少量多品種品番については本社で一定の在庫を持つようにしています。
    この場合、生産リードタイムの長い商品は、完成品の形で持ち、短い商品は半製品で持って、受注後生産するようにしています。
    SCMを進める上で、最も重要なポイントは、生産の遵守率だと思います。
    それによって、販売会社との信頼関係を築くことができると思っています。

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ヤマハは「FTSE4Good Global Index」銘柄に選ばれています。

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